セノグラファー

そう言えば最近、まともに凝った舞台美術の作品を見ていないなぁ。
それとも僕が舞台を見にいく時間がないだけか。
シンプルイズベストを隠れ蓑にした簡素な舞台はあまり好きではない。
総合芸術であるならば、元来、会場に入った瞬間から異空間であるべきなのだ。
と、いうような事を、妹尾河童の本を読みながらつらつら考える。