2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人の営み

明けても暮れてもパソコンに向かっている毎日を過ごしていると、パソコンが無かった頃は、みんなどうやって一日中仕事していたんだろうと思いを馳せてしまう。 エクセルではなく、紙に表を定規で引くところから始めていたのだとしたら、それはもう人間も進歩…

ミジンコピンピン現象

鞄の中に入れていたイヤホンが大抵絡まって出てくるのは、イヤホンを絡める小人が鞄の中に住んでいて、イヤホンが入ってくる度に「おっ、また来やがったな」と待ち構えているのだ。 と、昔ユウジローの漫画に描いてあったなぁ。

指定席

先の駅で絶対に満席になるのがわかっている特急に乗るときいつも思うのだが、「空いてる席に座って、隣に来る人に賭ける」か「既に埋まっている席の中から安全パイを選ぶ」か、どっちが正解なのだろう。 乗る時間が時間だけに、泥酔したおっちゃんとかが来る…

百花庭園

もしも僕がビルを建てるとしたら、どんなに小さくとも屋上は庭園にしよう、と京阪電車の車窓から風景を望みつつ思った。

スプリングマン

気がつくと今年も花見に行けずに、4月が過ぎ去っていこうとしている。 やれやれ。

人間交差点

大阪メインで仕事をするようになって、JRの終電で帰ることが増えている。 もともと人間観察がちょっとした趣味みたいになっているのだが、終電を待っているとほんとにいろいろな人がいて面白い。 それぞれにドラマがあるもんだよなぁ。

セルフコントロール

相変わらず、ご飯を食べると耐えがたい眠気が襲ってくる現象が続いている。糖尿病の症状に当てはまるのがあるらしい。 僕の身体はいったいどうしてしまったんだろ?

リテラシー能力

美容院にいったのだが、美容師が「けっこう髪が横にふわっとしちゃいますね〜」と言ってきたので「そうなんですよ。量が多くて、でも切りすぎると跳ねちゃうんで」と説明したら「そうですよね〜」と返事したので、ああこれで任せとけば大丈夫かと思っていた…

シベリア超特急

ロヲ=タァル=ヴォガのDVD・CDのWEB販売に向けてサイトを作成する。 ・・・と思っていたら、意外と機能性が高いのが判明し、チケット予約フォームにも転用しようという事になる。 で、すごい超特急で仕上げる事に。しかしツールとテンプレでここまで簡…

やさしい傷跡

気づくともう四月も終わりに差し掛かっている。 まだ「四月物語」も見ていないのに。 休みの日の夜、暗い部屋で布団かぶって見たい。

晴耕雨読

雨の日には集客が減るというのが定説なのだから、劇場でも雨の日割引を導入するといいと思うのだ。 降れば降るほど安くなる! しかし来ないより値引きしても来た方がうれしい当日券とちがって、前売り購入者にキャッシュバックするのかというと、そこは悩ま…

赤子

元スタッフの大川が赤ちゃんを連れて顔を出してくれたので、みんなで順番に抱かせてもらって遊ぶ。 子供を抱く経験がほとんどなかったので、おっかなびっくり抱きかかえるが、おとなしい子でつぶらな瞳で見つめられると癒される事この上ない。 しかし、お母…

畜生

ミスターマラカモこと、村上春樹の「1Q84 BOOK3」を発売日に買ったのにまだ読めていない。 と、思ったら古本屋に並んでいるのを見つけてショック! 早すぎるやろ。しかも「新古本にて20%off」ってなんぞ。買ってまだ開いていないカバンの中身が恨めしい。

名作

ピースピット見て揺さぶられた感覚がまだ覚めやらず、会う人ごとに擦り寄って「ピースピット見たよ〜」と言う気持ち悪い感じになってしまっている。

MOTHER

HEPHALLにて、ピースピット「MOTHER」を見てきた。 なんというか、琴線がブルブルなので、今日はもうこれ以外の何も体験したくない。 本も読まないし、音楽も聞かないし、小説も書かない。 以上!

ADOBE

ADOBEのCS5が出るそうだ。勘弁してくれと思う。そうそうバージョンアップされると互換性の問題とか本当に困る。 無償バージョンアップなら全員適用されるからまだしも、普通に商品として売るもんだからみんなのバージョンがどんどんバラバラになっていくのだ…

月月火水木金金

小説を毎日書いている時は、終了したときに「10日間しか書いていないのか」と思ったものだが、なんと終了してからすでに5日が経過している。 連載している時なら半分だ。僕は一体この5日間何をやっていたのだろう。 そう思うと、小・中学生の頃の毎日のなん…

アフター5

本来の定時が4時までになったわけだが、もちろんそんな時間に帰れるわけもなく溜まっている仕事をする事になる。 たまには帰ってもいいと思うのだが、次の日の自分が困るだけなので、結局夜10時頃まで仕事をしている。 まぁそんな生活も長くは続かないハズ。

Internet Explorerの「Explorer」は「探検家」と思っていいのかね。

IE9のプレビュー版が出たらしい。ちょっとはマシになったのだろうか。 メインで使うつもりは毛頭ないが、システム的にどうしてもIEが必要になる時があるから、バージョンアップは注目しなくてはならない。 しかし他のブラウザは小刻みにどんどんバージョンア…

おおっと

連載していないと何を書いたらいいのか分からないなぁ。

連載を終えて

新聞や雑誌の連載小説という形式にあこがれていて、毎回否応なしに襲ってくる締切と、その都度見せ場やまとめが必要になる形態がどんな風に作品や書き手に影響するのか興味があった。 やってみて思ったがこれは書き下ろしとはまったく違う傾向の作品になるの…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #10

10 私はちょっとだけ帰り方を心配していたのだけど、そんな心配はまったく必要なかった。 アズサがかざしたマホウノビンの口を覗き込むと、懐かしいあったかい灯りがそこから溢れ出した。 二人と一匹はその灯りにぐんぐん吸い寄せられていった。 ふわふわと…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #9

9 私とアズサとケンザブロウは日が落ちるまでその光景を眺めていた。 崖に腰かけて足をぶらぶらさせている私の横に、アズサがちょこんと座っている。 ケンザブロウは眠そうにあくびはしていたものの、めずらしくどこへも行こうとしなかったところを見ると、…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #8

8 ただひたすら太陽の方角へと歩き続けるうちに、辺りはだんだんと薄暗くなっていった。微妙な上り坂になっているらしく、進んでも進んでも目の前は見通せないままだった。 私たちはすっかり無言になってしまい、辺りにはただ、私とアズサの少し荒い息づかい…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #7

7 「いない・・・ねぇ」 私は池の縁に寝転がって大きく伸びをしながら、傍らのアズサに話しかけた。 「うん」 膝を抱えて水面を見つめながら、アズサは返事を返した。 私たちは草むらを掻き分け掻き分け、長い時間辺りを探し回ったのだが、残念ながらケンザ…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #6

6 「ヨ、ヨウコさん?」 ぽかんとした表情で言葉を返すアズサへにやっと笑いかけると、私はそのまま彼女の手を取って、ぐっと引き寄せた。 そして力の抜けた左手から魔法瓶を奪い取る。 「さ、いくよ」 鬼が出るか蛇が出るか、それは試してみてのおなぐさみだ…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」#5

5 「アズサはさ。この中がどうなってるか、知らないの?」 私の問いかけに、アズサは涙をうっすらとにじませて首を縦に振った。泣くんじゃない。私が何とかしてやるから。 「ちょっと、貸して」 私は細心の注意(と言ってもいったい何に気をつけたものだか皆…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」#4

4 ケンザブロウは全身の毛を逆立てると、威嚇するように身構えていた。視線の先に何かいでもするのかと、私は慌てて見回したが、魔法瓶を手に不安そうな顔で私を見つめ返すアズサの姿があるだけだった。 「どうしたのさ、あんた」 と、声をかけた瞬間、ケン…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #3

3 「あんたのママさんはどこまでお出かけしてるんだろうねぇ・・・」 私は寝汗の浮いたアズサの額を手ぬぐいで拭いてやりながら、静かな寝顔にそっと呟きかけた。 外では蝉がうるさいくらいに輪唱をしている。夏も盛りの昼下がり。夕暮れ時にはまだ早い通り…

”Nostalgia Film” 「夏と夜空とマホウノビン」 #2

2 ひとしきり西瓜を食べ尽くすと母親は、「茶の間に布団敷いといたからね」と言い放った。 母親に言わせれば「子供ってのは、昼寝をするもんなんだ」ということであり、自分の娘である私に至っては何歳になろうが子供だということらしかった。 「まったくこ…