連載を終えて

新聞や雑誌の連載小説という形式にあこがれていて、毎回否応なしに襲ってくる締切と、その都度見せ場やまとめが必要になる形態がどんな風に作品や書き手に影響するのか興味があった。
やってみて思ったがこれは書き下ろしとはまったく違う傾向の作品になるのだなと思った。どちらにも長所と短所があるわけだが、一話ごとになんとかまとめていく感じは少なくとも僕には新しい感覚だった。(それにしたって僕のは一話分が短すぎるのだけど)
全10回と先に決めて書いたことやタイトル先行であることは、ともすると無制限に拡散してしまう自分にはいい意味での縛りになった気がする。
あとtwitterで書き上げる度にリアルタイムで感想を頂けたのは非常に励みになった。
発端とアイデアをくれたtocula嬢にはとても感謝している。
とりあえずは、こんな感じで。