維新派式

維新派の新作公演?ろじ式を見に行く。
精華小劇場での維新派という事で空間をどう使うのか気にはなっていたが、思った以上に広く、そして必要に応じて狭く使っていた事に、今更ながらその空間構成力には舌を巻く。
でもあれは照明の功績も大きいのではないかなぁとは思った。必要なところだけが明るくなるように、かなり方向を計算してライティングしているように見受けられたので。前明かりだと後ろが見えるようなところで、役者はきっちり見せつつ斜めからライティングして後ろの転換を暗闇に消すところなど、さすが。

テクニック的にはなかなか面白い内容ではあったが、優秀なパフォーマンスとして以上にストーリーは語りかけてこないように感じてしまったのは、ちょっと残念ではあった。