一気呵成

朝から2時間ですごい勢いで客席を作った。
作品の構成と劇場の環境、企画内容から求められるグレードに合わせて、小劇場の客席というのは様々な発想が必要である。
今回の客席は、長い僕の芝居歴の中でも五指に入るプランだった。およそあり得ない短時間で作成したという事も含めて。
「小劇場客席プランナーという職業が成立するならば、僕がそうだろう。英語で言うならば”Fringe audience planner”だ。」という僕のtwitter発言が元で、『有限会社Fringe audience planning』が発足した。
秘書かつ共同経営者である片山女史とともに唱える企業理念は『有限会社Fringe audience planningは「いつか、世界貢献を!」をテーマに日々活動しております』というもの。
客席というミニマムな環境から、舞台芸術業界を取り巻く全ての観賞のための環境を整備することが我々の使命だろう。
とにかく舞台芸術というのは、発表の瞬間に観客が立ち会わないと成立しない芸術なのだ。
って、これは実はARTCOMPLEXグループの使命とほぼ同じことになってしまい、結局元の場所に戻った感じ。
わりとこんなことばかりを考えております。
あ、ちなみに有限会社Fringe audience planningは社員を募集しております。給料は各自が欲しいだけ自分で稼いでくるシステムですが。