同窓

デンユウの看板役者だった谷伸一の結婚式へいく。
「新郎は多趣味で、過去には演劇などもされ…」という趣味の一つとしてくくられてしまう事に軽いショックを覚える。
けっこう、それだけをやっていたはずなのになぁ。
少しづつ少しづつ周りから人が減っている事はわかっていたが、そう思って見回すと、驚くほど少なくなっている事に改めて気づく。
走り続けていると、隣から人がいなくなっている事に気づけないのだ。
だからと言ってどうしたらいいというものでもないのだけど。