押井守になる方法

岡田斗司夫週刊アスキーで連載している「ま、金ならあるし」が面白い。取り上げる視点がなかなかいいとこ突いている。
こないだ何週かでやっていた、押井守のような映画を作るにはどうしたらいいのか、というのはかなり興味深かった。

押井守の魅力は『ワケわからなさ』。デタラメとは違う。『知的で底が知れないこと』」
「観客は映画をみながら一生懸命、ああだろうかこうだろうかと考える。考えれば考えるほど、解釈がどんどん広がって結論が出ない。結論が出たらアカン。自分の想像力をフルに使って精いっぱい考えた解釈も、作品の中に用意されたものだと思い込む。これが、”私だけの映画”になる瞬間」

押井作品の共通点
・知的で底が知れない。「ねじれ」がある。
・映画監督や映画を作るとはどういうことかを必ずテーマに含む
・特定の時代に思い入れる
・存在の不安をセリフで強調

最終的にこれぞ押井守!というようなストーリーになってしまうのがすごい。
その流れを、惜しげもなくオタキングex公式サイトではアーカイブとして公開している。
これは必見。

http://otaking-ex.jp/wp/?cat=110